【オンライン家庭教師】行動分析学(ABA)での具体的な観察・測定を基にした支援【三項随伴性】

query_builder 2021/09/19
ブログ
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こんにちは! 株式会社xEDU代表の高司です。


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さて、今回は【行動分析学(ABA)での具体的な観察・測定を基にした支援】についてです



前回の記事で取り上げた事例


③わからない問題が2問続いた際、「もーいやだ」と発言し、目の前にあったプリントを破った。


について


「では、具体的にどのような教育支援ができるか?」


について考えてみましょう。


再度、上記の行動について三項随伴性のメカニズムで分析してみます。



[先行刺激]わからない問題が2問続く

[行動]「もーいやだ」と発言し、目の前のプリントを破る

[反応・結果]しばらくはその問題を解かない(解けない)状態になる


つまり、

分からない問題が現れた時、プリントを破ってしまえば

問題を解かなくてよくなるので、

目の前のプリントを破る行動が出現するのではないか。


という仮説を立てることができます。


では、その仮説を基に、できる教育支援を考えてみましょう。


A案:プリントを破れないように、破ることのできない素材に変える⇒これは、コンクリートのような素材(笑)に変えるというよりも、iPadなどのデジタル教材に変えてみるのがいいかもしれません。


B案:プリントを破っても、すぐ同じ問題を解くことができるように、同じプリントを複数枚用意しておく。


C案:わからない問題が2問続けたときに、プリントを破る行動が見られたため、問題の取組み順位を工夫し、難易度の高い問題に2問続けて取り組ませないようにする。


いかがでしょうか。

A案B案C案ともに、上記行動の結果とそこから導かれる仮説によって立てられる改善案です。


現段階では、A案B案C案ともに優劣はありません。


では、実際にどの案を採用するか。



ここでとても大切なことがあります。

「ここでの達成したい目的は何か」

ということです。


①わからない問題が出た時にプリントを破る行動を変える

②この難しい問題を理解することができる

③学習そのもの嫌いにならないようにする



①であれば、A案がベストかもしれません


②であれば、何度破ってもいいので、理解できるまでB案を実施しても構わないはずです。


③であれば、C案でもいいですし、C案をさらに改善して「難しい問題に取り組ませるには1回のレッスンあたり1問にする」でも良いかもしれません。



大切なことは、達成したい目的を常において、三項随伴性のメカニズムを用いて教育支援を行っていくことです。





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