【オンライン家庭教師】子どものやる気が上がる！子どものやる気を引き出す支援方法④【待つこと】 | お子さんに行うオンライン家庭教師の支援の様子等さまざまな情報を発信してまいります

こんにちは! 株式会社xEDU代表の高司です。

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さて、今日のテーマは子どものやる気を引き出す支援方法-その４-です。

※子どものやる気を引き出す支援方法①【ご褒美】はコチラから

※子どものやる気を引き出す支援方法②【本人の好きなものを利用する】はコチラから

※子どものやる気を引き出す支援方法③【本人をノせる】はコチラから

子どもたちのやる気を引き出すこと、これはとても重要なことです。なぜなら、学び手の主体は子どもたちだからです。

では、子どもたちのやる気を引き出すためにどんな支援方法ができるでしょうか？

今回は４つ目の例をご紹介します、

「待つ」ことです。

皆さんは子どもたちを「待つ」ことができていますか？

KIPPO Academy では、教師側の「待つ」姿勢を大切にしています。

なぜなら、「待つ」姿勢が子どもたちの「自己選択・自己決定」を尊重することになるからです。

私たちが大切にする「自己選択・自己決定」については以下の記事をご覧ください。

【オンライン家庭教師】発達障がい・不登校児支援で大切にしていること①【自己選択・自己決定】

発達障がいのお子様に限らず、子どもたちは自分の考えを持ち、自分の意思を持って、自分で多くの選択をして生きています。

もちろん、子ども達それぞれに得意不得意があり、短時間で容易にできてしまうものもあれば、何かの困難にぶつかって長時間かかってしまうこともあるでしょう。

そして、長時間かかってしまうものごとの場合、我々大人は「不要な介入」をしがちです（※不要な介入と述べたのは必要な介入が存在するからです。またこの介入については別の記事に書きます）。

・子どもたちが発言し始めたら、その発言が終わるまで「待つ」ことができているか

・子どもが選択したり、決定したりするのを「待つ」ことができているか（大人が勝手に決めていないか）

これができるだけで、だいぶ変わります。

一度、どんな相手とのコミュニケーションでも良いので、自然な自分自身の会話を録音して、文字起こしをしてみてください。

いかに自分が相手の話を最後まで聞いていないのかがわかると思います（私が実施した時（学生の時）もすさまじいくらいに聞いていませんでした汗）。

私たちは、知らず知らずのうちに相手の話を遮り、相手の選択や意思決定に介入をしているものです。

なので、普段から意識することが大切になってきています。

従って、子どもたちに対する接し方においては、「待つ姿勢」がとても大切になってきます。

私の経験を話しましょう。

とある中学生の学校からだされた美術課題の支援をしたときがありました。

A…西洋美術の作品の1つを見て感想を書く

B…絵本作家の作品の1つを見て感想を書く

C…陶芸作家の作品の1つを見て感想を書く 本人は「全部いやだ、やりたくない」でした。

西洋美術や絵本作家、陶芸作家に関わるうんちくやビジュアル化等試して本人の気持ちを言語化可視化する支援も本人にはピンとこない様子です。

やらないわけにもいかないので、私は「では、あみだくじで決めよう。私が作るから1本の線を引いて」と言いました。

しかし、じっと黙ったまま。。

私は本人に何かあるかもしれないことを察知し、「どうする？」なんてプッシュすることは言わず、じっと黙って待つことにしたのです。

待つこと５分。

「できました」 なんと本人は携帯でルーレットを即時作成できるサイトをみつけ、３つの選択肢を入力してルーレットを作成していました。

本人の作成したルーレットを本人が回して、本人が決定しました。

私はおおお！と一人で楽しんでいるだけでした。

本人が主体性を発揮した瞬間でした。

子どもたちを「待つ」姿勢はとても大切です。

子どもたちを待つことは、子どもたちの主体性を引き出し、自己選択と自己決定を尊重する大切な姿勢なのです。

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