【オンライン家庭教師】発達障がい・不登校児支援で大切にしていること⑤【間違えさせない】
こんにちは! 株式会社xEDU代表の高司です。
株式会社xEDUでは
KIPPO Academy
発達障がい・不登校のお子様に対する教育支援サービス
KIPPO Academy ENGLISH
バイリンガル教師と英語を学べる英語学習教室
を運営しております。
さて、今日のテーマは「間違えさせない」です。
子どもをやる気を引き出すにはどのような工夫をすればよいのでしょうか?
今回の答えはいたってシンプルです、
「褒める!」 ことと 「間違えさせない!」 ことです。
今回はその「間違えさせない!」ことについて書いてみます。
KIPPO Academyでは、できるだけ間違えさせません。
例えば、計算の問題を例にとりましょう。
1 × 100 + 2 × 300 =
子どもが「30600!」と答えました。
100×1=100,100+2=102 をしてその後に×300をしてしまったのです。
私たちは、まずこう反応します。
「なぜ、このような答えになった?」
子ども「100かける1をして、それに2を足して、それに300をかけた」
私たちはこのように進めるでしょう。
「ああ!なるほど!そう考えたんだね! その気持ちはわかる。順番に計算したんだよね。 実はね、
【掛け算と足し算が混ざった式には、掛け算の方から先に計算する】
というルールがあるんだよ。
それでは、
【掛け算の方から先に計算する】
というルールで計算すると、どうなる?」
子ども「700!!」
「そう!正解!できたやーーん!ではもう一度似たような問題やってみようか!」
一連のやり取りの結果、子どもが間違えた!と実感することはないのです。
ポイントは
①「正解」「間違い」という事実よりも、どのようにしてその答えを導き出したか?を重要視する。
②子どもが実践した方法に応じたサポートをする。
③必ず最後は正解させて終わる。
ことです。
子どもが間違えそうになることをいち早く察知し、
「なぜ?」「どうやって?」
の問いから子どもの思考を把握することで、適切な支援方法を選択できます。
そして、それに基づいてサポートすることで、子どもたちは間違ったという事実を突きつけられることなく進めることができるのです。
そして最後は、正解する。⇒褒められる。
これで子どもたちのやる気が上がってきます。
前回のブログで書いた「褒めること」
と
今回の「間違えさせないこと」、
この2つの相乗効果で子どもたちは自信を喪失することなくやる気を上げてくるのです。
このBlogでは株式会社xEDUが提供する教育サービスでの実践記録や様々な情報を発信していきます。
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