【オンライン家庭教師】発達障がい・不登校児支援で大切にしていること①【自己選択・自己決定】
こんにちは! 株式会社xEDU代表の高司です。
株式会社xEDUでは
KIPPO Academy
発達障がい・不登校のお子様に対する教育支援サービス
KIPPO Academy ENGLISH
バイリンガル教師と英語を学べる英語学習教室
を運営しております。
さて、今日のテーマは「自己選択・自己決定」です。
私たちKIPPO Academyでは、子どもたちの「自己選択・自己決定」を最優先に尊重します。
理由は以下の3つです。
1つ目は、子どもたちが主人公だからです。
子どもたちの自己選択・自己決定は、主体性の核です。世界は子どもたちのものなのです。私たちが強制するものではありません。子どもたちの自己選択・自己決定を尊重することは子どもたちを肯定し、世界は子どもたちそれぞれのものであると気づかせることなのです。
2つ目は、大きな学びの場となるからです。
子どもたちにとっても、私たち支援者にとっても、子どもたちのその一歩が次の学びへの前兆となります。たった一歩でも行動が生まれれば、学びが生まれ、反省が生まれ、改善が生まれます。子どもたちの自己選択・自己決定こそ、「生きた教材」となるのです。
3つ目は、子どもたちを尊重しているからです。
子どもたちによって生産されるその大きなエネルギーを、私たちは決して抑え込むことなく、発展させることに主眼を置きます。子どもたちの世界を肯定することで、お互いの尊敬が生まれます。
Mutual Respect(=相互尊重)の関係です。
子どもたちが主役であり、私たちはサポーターなのです。その関係はとてもフラットなものです。
では、子どもたちの自己選択・自己決定を促すために、私たちにサポーターに必要なことは何でしょうか。
それは、「自己選択・自己決定する場(方法)を提供すること」です。
具体的な話をしましょう。
上肢と下肢の肢体不自由の生徒がいました。
車椅子はこげますが、上肢の手指の使い方が苦手なこともあり、校内では自走できましたが校外での学習では、介助者に押してもらっていたのです。
車椅子を押してもらう光景…私たちはよく目にしますが、あれは、介助者に楽をさせてもらっている光景ではありません。
人によっては、「自分の移動の自由を制限されている」光景なのです。
私たちの行った手立ては、電動車いすの練習・申請のお願いでした。
本人に「電動車いすのってみない?」と聞いてみたのです。
本人が「興味がある」と言うので、早速乗車体験をしました。
慣れない初めは「うわわわ」と驚きながらも顔は満面の笑み。
しばらくして、電動車いすの操作をマスターした本人はとても楽しそうに、校外を移動できるようになりました。
自己選択・自己決定は、子どもたちの主体性の核。生きる核です。
そんなピュアで強力なエネルギーを私たちは最優先に尊重します。
このBlogでは株式会社xEDUが提供する教育サービスにおいての実践記録や様々な情報を発信していきます。
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